【C87】2014冬コミ出展の手応えは? NHK・ドコモ・マイクロソフトの”中の人”に聞いてみた

c87_20141230_01


2014年12月28日・29日・30日の三日間に渡って開催された『コミックマーケット87』(C87)。準備会の発表では、30日には過去最多タイとなる21万人の参加者が訪れ、3日間では56万人が来場。冬コミの記録を更新しました。


C87特集 (ガジェット通信)

http://getnews.jp/archives/tag/c87 [リンク]


そんな中、各企業ブースも手応えを感じている様子。今回初の出展となったNHKNTTドコモ、それに4回目のコミケ参加となったマイクロソフトの担当者にお話しをお聞きしました。


NHK「次の展開も考えたい」

c87_20141230_02


初のコミケ出展で話題となったNHK。現在放送中の『ログ・ホライズン』や2015年4月より第二期の放送が決っている『ベイビーステップ』といったアニメの紹介のほか、NHKニュース天気予報のキャラクターで『twitter』などでも人気の”春ちゃん”のパネルなどを展開。さらにはさまざまなコンテンツをコミケに合わせた形にして盛り込んだ”薄い本”を無料配布。来場した参加者やネットユーザーから「ヤバイ」と評判になり、用意されていた分は全てなくなったとのこと。また、その場でスマホからQRコードを読み込むと壁紙がもらえるアンケートも実施していました。

NHK広報局の川瀬直人氏は「コミケというと”薄い本”。少しでも興味を持ってもらえれば、と配布しました。アンケートもできるだけユーザーの声を拾っていきたい、ということで実施しました」といいます。

 

c87_20141230_08


2015年1月4日から放送される大河ドラマ『花燃ゆ』も大プッシュ。長州藩、吉田松陰の末妹で久坂玄瑞の妻となる杉文が主人公ということもあり、スタッフが幕末志士のコスプレで来場者を出迎えていました。また、公式キャラクター・もゆるんの声を戸松遥さんが担当。ブースでもナレーションが流されていました。「大河ドラマとコミケは全然合わないように見えますが、歴史物語なので親和性があると思っています」(川瀬氏)といい、若年層にも大河ドラマを見てもらうきっかけ作りとしての意義を強調します。


「今回はじめて出てきたので、皆さんの意見をまとめて次の展開も考えたいですね」(川瀬氏)といい、今後のコミケ出展にも前向きなNHK。本気の準備をして臨んだことが見て取れるので、次回以降も期待できそうです。


NTTドコモ「今度出る時にはステージを設けたい」

c87_20141230_05


こちらも初の出展となったNTTドコモ。アニメ見放題サービス『dアニメストア』で2015年1月9日より配信されるアニメ『艦隊これくしょん』を前面に出してアピールしていました。


NTTドコモ・コンテンツビジネス推進部・柳瀬一樹氏によると「ひっきりなしにお客様が訪れて、この場で『dアニメストア』に入会された方も沢山いらっしゃいました」といい、『艦これ』のクリアファイルを目的に来場したユーザーも多かった模様。


c87_20141230_06


『dアニメストア』の『twitter』アカウントの”中の人”でもある柳瀬氏は「『twitter』でいつもやりとりした方々と今回はじめてお会いできたことが嬉しかったです。ネットサービスは普段お客様の顔が見えないので、今回はじめて直接お話しをすることができたことが最大の収穫だと思います」とも話し、「今後はステージを設けて、1時間に一回程度サービスについてお話しすることをやっていきたいです」と早くも次回以降のコミケ出展を見据えていました。 


他通信キャリア各社から遅れてのコミケ参戦となったドコモ。ここからどこまでコミケ色に染まることができるかに注目です。


マイクロソフト「コミケに違和感のない存在になれた」

c87_20141230_04


今回が4回目のコミケ参戦となるマイクロソフト。『Windows8.1 PRO』の窓辺ファミリー限定パックやマウスのほか、テクニカルライターで”改造バカ”との異名を持つ高橋敏也氏が自作PCを組み立てるデモを展開。「このような萌えキャラだらけの空間で、マザーボードを露出してガチなことをやっても許されるというのは、非常に良いです」と話してくれたのは、エバンジェリストの砂金信一郎氏。


c87_20141230_03


三種類用意した窓辺ファミリー限定パックのうち、水樹奈々さんが演じる窓辺ななみと、喜多村英梨さんが担当するクラウディアのデュエット曲リミックスが入ったパックは2日目に完売したとのこと。一方で浪川大輔さんを起用した店長の特典CD-ROMやエプロンなどが入ったパックについて反応を聞いたところ、「お嬢様方との距離感はもう少し詰めなければいけない」(砂金氏)というコメント。女性参加者へのアピールが課題といえそうです。


それでも、「今までで一番自然にお客様と接することができました。ようやくコミケに違和感のない存在になれたのではないかな、と」(砂金氏)とのこと。水樹さんや喜多村さんが『Skype』で出演するステージもあり、窓辺ファミリーの活躍には今後も楽しみにしたいところです。






from ガジェット通信 http://getnews.jp/archives/749129

via IFTTT

コメント

このブログの人気の投稿

【Amazonサイバーマンデー】iPad(第8世代)用のSmart Keyboardが10%OFFとか珍しくない?

ESTメールマガジン 第71号

Googleクラウドに小売業向けに特化した新サービス