セレクトの基準は「僕がおいしいと思ったもの」。東京・早稲田にある「こだわり商店」の、お客さんが喜び、まちも生産者も育まれる商いのやり方

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昔懐かしい、よろづやのような雰囲気の「こだわり商店」

「ごめん、今日入ってこなかったー。今年はもう終わりかも」
「そうかぁ。もう1回ぐらい食べられると思ってたんだけどなぁ」
「あははは。また明日頼んではみますけど」
「じゃあまた明日きてみる」
「そうですね。お願いします!」

旬の果物を求めに、お店にやってきた常連さんとの会話です。そのあとも「これ、固いんで20分しっかり茹でてくださいね」とか「台風で魚が全然入ってこなくて」「ああ、それでないのね!」なんて小さな会話が、お客さんの数だけ広がりました。大手スーパーマーケットやコンビニでの買い物が当たり前の今、あまり見かけなくなった光景です。

ここは、早稲田大学にほど近い商店街にある「こだわり商店」。代表取締役・安井浩和さんは、以前にご紹介した「都電テーブル」を経営する「株式会社都電家守舎」のメンバーで、グリーンズでもお馴染みのリノベーションスクールではサブユニットマスター(講師)も務めている方です。

お父さんの代までは直営3店舗、テナント8店舗というスーパーマーケットをチェーン経営していたという安井さん。しかし、あとを継ぐことになった安井さんはスーパーマーケットの将来性に疑問を感じ、すべての店を閉め、本当にやりたい店をいちからつくることを決意します。今から9年前のことです。

ある意味、お膳立てされていた状況を振り切り、すべてをゼロにして始めた「こだわり商店」。いったいどんなこだわりが詰まったお店なのでしょうか。 (さらに…)



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