仮想通貨にスキャンダル発生? 米国商品先物取引委員会(CFTC)がテザー(Tether)とビットフィネックス(Bitfinex)を召喚 フェイスブックは仮想通貨広告を全面禁止

米国のデリバティブ取引の監督当局である米国商品先物取引委員会(CFTC)テザー(Tether)ビットフィネックス(Bitfinex)に対し召喚状を出しました。

テザーは「ドルとの兌換」を約束している仮想通貨で、発行されたテザーは、実際に1:1の比率でドルを確保することで信用の裏打ちとする通貨です。

具体的には投資家が新発のテザーを購入すると、そのとき投資家が払ったドルは、そっくりそのままリザーブ(準備金)として信託されなければいけない約束になっています。

しかしテザー社は調達したカネでビットコインを買っていたという疑惑が出ました。その場合、ビットコインがテザー社の買いコストを割り込むとテザーは積み立て不足となり信用不安が走るリスクがあるのです。また当局からの調査に応じるため、ビットコインを急いでドルに戻すのであれば、それは短期的にビットコインの大量売りが出ることを意味します。

これとは別にフェイスブックは今日、仮想通貨関係の公告をフェイスブックで全面禁止することを発表しました。これは詐欺に近い広告が横行していることに対してフェイスブック経営陣が危惧を抱いたためだと言われています。

一例としてジェームズ・アルトチャーというインフルエンサーが最近、SNS広告で不適切な勧誘を大々的に行っています。このような広告が規制の対象になるそうです。

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