画面が自在に曲がるスマートバンドの特許をサムスンが出願

韓国サムスンが曲面ディスプレイを搭載したスマートバンドの特許を出願していたと海外メディアが報じています。 91mobilesが発見した、WIPO(世界知的所有権機関)に出願された今回の特許。その特徴は柔軟性で、くるくると8の字にループさせて腕に装着し、その外周を表示エリアとして利用します。これにより、一度に視認できるディスプレイ面積を増やすことができるわけです。 バンド部分にはカレンダーや音楽、メール、アプリストアなど、スマートフォンやスマートウォッチでおなじみのアプリが並びます。また特許の説明によれば、このデバイスはマイクやスピーカーだけでなく、カメラのような「画像入力モジュール」や、本体の曲がりを検出するセンサーが搭載されることも想定されているようです。 このような曲面ディスプレイを搭載したスマートバンドのアイデアは以前から存在しており、MWC 2019では中国Nubiaから曲面ディスプレイを搭載したスマートウォッチ「Nubia α」が発表されています。本体外周の全てを表示エリアとして使えるのは実用性だけでなく見た目にもクールです。 サムスンは有機ELディスプレイのサプライヤーとしての強みを活かし、画面が本体に巻き付くスマートフォン、四角く折り曲げられるディスプレイ、本体内部に画面が収納できる端末など、興味深い特許をいくつも出願しています。バッテリー容量など解決しなければならない問題もありますが、従来の発想を覆すようなデバイスの登場に期待したいものです。

from Engadget Japanese RSS Feed https://japanese.engadget.com/2019/06/29/sam-pat/
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