Sponsored By FOX : au回線に対応した「BlackBerry KEY 2」が日本上陸 実機を最速レビュー

物理QWERTYキーボードを搭載する「BlackBerry KEY2」がついに日本上陸。KDDI公式のアクセサリーブランド au +1 collectionが取り扱い、au回線にも対応します。 いまでこそ、一部ガジェットマニア向け端末との印象もあるBlackBerryですが、もともとはセキュリティの高さを売りに、主にビジネスマン向けとして日本国内でも販売されていました。直接目にしたことはなくても、オバマ前米大統領が愛用していた端末として、記憶に残っている人もいるかもしれません。 ソフトウェアキーボード全盛の波に飲まれ一時衰退していましたが、2016年には販売権を中国のTCLが取得。OSを独自のBlackBerry OSからAndroidに移行し、Android端末として復活します。2017年には、往年のBlackBerryスタイルの復刻となる前面QWERTYキーボードな「BlackBerry KEYone」をリリースし、大きな話題を集めました。 そんな「BlackBerry KEYone」の後継として登場したのが、本稿で解説する「BlackBerry KEY2」です。「BlackBerry KEYone」のスタイルを踏襲しつつ、キーボードの改善やデュアルカメラの搭載など、ブラッシュアップが施されています。 ビジネスにも似合うシックな外観 特徴的なQWERTYキーボードが目立つ外観は、「他の人とは違う端末」を持ちたい人にはまさに理想的です。 ▲BlackBerryの最新モデル「KEY2」 しかも単に物珍しいというだけではなく、マットな仕上がりのアルミ製筐体も含め、全体に落ち着いた雰囲気に。この辺り、最近増えている仕上げがツルツルで、指紋が目立つ端末とは一線を画しており、ビジネスの場で使っても違和感なく溶け込みます。 ▲背面は滑り止めを施したマット仕上げ 押しやすくなったキーボード この「BlackBerry KEY2」のアイデンティティとも言えるのが、なんといってもQWERTYキーボードです。前面にQWERTYキーボードを搭載する、いわゆるBlackBerryスタイルの端末が市場から姿を消してしまっていることもあり、QWERTYキーボードがあるだけでときめいてしまいますね。 しかも先代「BlackBerry KEYone」のキーボードを良しとせず、「BlackBerry KEY2」ではしっかりと改良を加えてきました。 ▲QWERTY配列の物理キーボードを前面に搭載している 実は「BlackBerry KEYone」のキーボードは、キー同士が密着し、かつキートップ自体もやや丸みを帯びていたため、けっして快適とは言えないものでした。 それに比べ「BlackBerry KEY2」では、キートップが台形になり隣のキーとの隙間を確保。キー自体も平らになったことで、打ちやすさが向上しています。 例えるなら、両手で持って、プチプチと入力していく感じです。慣れるとフリックより快適に打てますし、英字やパスワード入力も楽々行なえました。 ▲物理キーボードでプチプチとリズミカルに文字入力できる ▲オムロンの日本語入力ソフト「iWnn」をプリインストールし、日本語変換にもストレスがない 圧倒的に便利なスピードキー キー自体の改善もさることながら、圧倒的に便利なのが、新搭載となるスピードキーの存在です。 ▲キーボード右下に搭載されたスピードキー 「BlackBerry KEYone」でも、各キーをショートカットとし、たとえば「B」キーを長押しでブラウザを起動、「C」キーでメールを起動といった設定が可能でした。ただし、これが使えるのはホーム画面にいるときだけ。他のアプリの使用中は利用できませんでした。 これに対し「BlackBerry KEY2」ではスピードキーを併用することで、ホーム画面以外の他のアプリを使用中でも同ショートカットを利用可能。「スピードキー + アルファベットキー」のコンビネーションで押すキーが増えてしまいましたが、そこはあまり気にはなりません。なおホーム画面であれば、従来通りアルファベットキーのみでショートカットを起動できます。 ショートカットはA~Zの26キーにそれぞれ短押しと長押し、計52個を登録可能。アプリの起動だけでなく、BluetoothやWi-FiのON/OFFなど設定メニュー系も登録できます。 例えばメールを書いている際、調べ物でブラウザを起動したいときに、いちいちホーム画面に戻らずその場から直接起動可能。操作のスピード感が向上する効果があります。 ▲ショートカットはあらかじめ設定しておくほか、未設定のキーを押したときはその場で動作を割り当て可能です 2日使える大容量バッテリー どんなに便利でも、いざ使おうと思ったときにバッテリーが切れてしまっては意味がありません。その点、「BlackBerry KEY2」は3500mAhの大容量バッテリーを搭載。4.5インチという画面サイズやプロセッサ性能と相まって、電池持ちはすこぶるいいです。 数日使用してみましたが、私の使い方では1日使ってもバッテリー残量が50%を切ることはありませんでした。少しハードに使っても1.5日~2日は余裕で持ちそうです。 また、Qualcommの急速充電規格Quick Charge 3.0にも対応しており、同梱の対応充電器を使用すれば、36分で50%の充電が可能です。 ▲充電はもちろんUSB Type-C BlackBerry初のデュアルカメラを搭載 「BlackBerry KEY2」で忘れてはならないのがカメラです。QWERTYキーボードばかりが注目されがちですが、実はBlackBerryでは初のデュアルカメラを搭載しています。 1200万画素(標準)+ 1200万画素(2倍望遠)の組み合わせで、野外など光量が十分にある環境では、申し分のない写真を撮れます。 ▲BlackBerryでは初のデュアルカメラを搭載 光学2倍の望遠レンズの効果により、遠くの被写体もばっちりと撮影できます。ただ、少し暗い室内や暗所での撮影は苦手な様子。使い物にならない程ではありませんが、最新ハイエンド端末のカメラ機能と比較してしまうと見劣りはします。 それでも、カメラが端末選びの絶対条件ではないのなら、問題ない性能です。シャッター音が必要以上に大きく、それが消せないことを除けば......。 ▲上から標準ズームと2倍ズームの作例。光学2倍レンズを搭載するため、2倍ズームでも画質の劣化が見られない BlackBerryならではのセキュリティ機能 冒頭でも書きましたが、BlackBerryはもともセキュリティの高さを売りにしており、それはAndroid OSになっても受け継がれています。 毎月のタイムリーなセキュリティアップデートは当然として、セキュリティ機能の特徴として最たるものがプライバシー情報監視アプリ「DTEK」です。 カメラやマイク、位置情報、SMS、電話機能などへのアクセス権をアプリごとに細かく管理可能。さらに、それらのアプリが実際にアクセスしたタイミングで通知を出すこともできます。よく話題になる「マイクを使って盗聴していた」「連絡先の情報を抜いていた」なんて事態を事前に察知できます。 ▲「DTEK」を使えば、アプリの権限を事細かく設定できる 実際のところ、プライベートで端末を使っている限りは、そこまで気にする必要はないのかもしれませんが、ビジネス用途で使うのであれば、これぐらいのセキュリティ対策はあったほうが安心です。 セキュリティ面、もう一つの機能が「Locker」です。これは他社にもある、いわゆるセキュリティフォルダ機能で、アクセスするには指紋認証もしくはPIN入力が必要。「Locker」に登録したアプリはホーム画面からは非表示にすることもでき、SNSやゲームアプリに興味がないふりをしつつ、こっそり使ったりすることも可能です。また「Locker」内に登録したアプリからは通知も表示されないので、うっかり通知欄に表示されてバレてしまうなんてこともありません。 更に便利なのが、カメラとの連携です。カメラアプリでシャッターボタンの代わりにスペースバーを使って撮影すると、撮った写真が直接「Locker」内のギャラリーに保存されます。カメラアプリ上からでも、この写真を見るには指紋やPINが必要となるため、ビジネスシーンでコンフィデンシャルな資料を撮影する場合などに重宝しそうです。 ▲スペースバー(指紋センサー)でシャッターを切ると、直接パスワード付きのセキュリティフォルダ(Locker)に画像を保存できる ▲スペック表 まとめ 「BlackBerry KEY2」はQWERTYキーボードの搭載に魅力を感じるなら迷わず買いでしょう。また、他人とは違うスマートフォンを使いたい人にもオススメです。 なお、物理QWERTYキーボードの操作にはある程度の慣れが必要(といってもすぐに慣れます)ですが、これまでフィーチャーフォンを使っていて、タッチパネルでの文字入力に慣れない人にとっては、逆に使いやすいのではないでしょうか。 今回の「BlackBerry KEY2」はau +1 collectionが発売し、au回線もサポート。相手の声がクリアに聞こえるau VoLTE通話にも対応します。通信速度もエリアも高品質なauのSIMを挿して、ぜひ快適に本機を使い倒してみてください。

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