20年越しに「ドリームキャスト」を買う。ずっと遊びたかったあのソフトとともに…:ベストバイ2018

はじめにお断りしておくと、「2018年に買ったもの」ですが、「2018年に出たもの」の話ではないのであしからず......。 筆者はこの夏から「レトロゲーム浪漫街道」という連載を始めさせてもらうことになり、懐かしいゲーム機やソフトを買いあさるようになりました。2018年は「NEOGEO mini」や「PlayStation Classic」の発売もあったりしましたが、個人的ベストバイとして選ぶなら、やっぱり"当時もの"を挙げたいのが心情。というわけで今年はこちらを選びたいと思います。 Engadgetの豪華ライター陣&編集者による 特別企画「ベストバイ2018」 年末の買い納め・年始の買い始めの参考にドウゾ! ゲーム機編:ドリームキャスト(セガ) ドリームキャスト(ドリキャス)は、1998年(平成10年)11月27日に2万9800円で発売されたセガ最後の家庭用ゲーム機。インターネット通信用モデムを標準搭載したのが当時のゲーム機としては画期的で、ブラウザでWebサイトを閲覧できたり、ネットワーク対応のオンラインゲームが楽しめたりと、未来を先取りした感の強いマシンでした。 ▲ドリームキャスト本体とコントローラ 2018年はこのドリキャス発売から20周年ということで、記念書籍も出るなど、ファンの間ではちょっとした盛り上がりがありました。(お財布的な事情で)発売当時には手に入れられなかったドリキャス、その後もなんだかんだで手にする機会がなかったドリキャスを、今回はこの記念イヤーに購入することに。当然ながら製造中止となっているため中古品ですが、ゲームのセーブに使う液晶モニタ付きメモリカード=ビジュアルメモリとセットで買いました。 ▲コントローラにセットして使うビジュアルメモリ ▲ドリキャスを初めて起動したときの画面。「1998/11/27 00:00」の表示(=ドリキャスの発売日)を今見るとちょっと泣けてきます ▲ビジュアルメモリをセットしてみると、前に所有していた人のデータが入っていたという中古ハードあるある。そこには「サクラ大戦3」のセーブデータが... 本体の購入後、これまでに買ったソフトは「ソウルキャリバー」(ナムコ)、「スターグラディエイター2」(カプコン)、「スペースチャンネル5」(セガ)、そして「ドリームパスポート2」(セガ)の4本です。「ドリームパスポート2」はゲーム機本体にバンドルされるWebブラウジング用ソフトですが、中古のドリキャス本体には付いてなかったので、別途ジャンク品のワゴンから探し出してきました。 「ソウルキャリバー」「スターグラディエイター2」「スペースチャンネル5」は、いずれもドリキャスがもっとも盛り上がっていた1999年に発売されたソフト。3本とも、当時友だちの家で遊ばせてもらって以来の再会です。 ちなみに「ソウルキャリバー」と「スペースチャンネル5」は現在他のハードでも遊べるようになりましたが、今でもドリキャスだけで遊べるソフトとしてずっと手に入れたかったのが3D対戦格闘ゲームの「スターグラディエイター2」。 ▲「スターグラディエイター2」ゲーム画面 もろにスター・ウォーズを思わせる世界観とクセ強めのキャラクターが最高の「スターグラディエイター」シリーズ。90年代のカプコン格ゲーの中ではやや異色の存在でありながら、当時けっこうメジャー感のあるタイトルでした。1996年発売の「スターグラディエイター」(第1作、プレイステーション用ソフト)もプレステ本体とほぼ同時に買った覚えがあります。そして、この「2」も格ゲー史に残る名作......かどうかはわかりませんが、魅力的なキャラとド派手な演出で爽快なバトルが楽しめる、それだけでもう言うことはありません。 ドリキャスにはこのほかにもトガッた感じの名作がたくさんあるので、これから中古ゲームショップでいろいろと発掘するのが楽しみです。ちなみに映像出力に標準のビデオ端子を使うのがもったいない(きれいな画質が楽しめない)ので、今はそこのアップグレード方法を検討中。 ゲーム周辺アイテム編:スーパーゲームボーイ2(任天堂) ゲーム周辺製品の2018年ベストバイとしては、ゲームボーイソフトをスーパーファミコンで遊べるようにするカートリッジ......の第2弾、「スーパーゲームボーイ2」を挙げます。これが、くしくもドリキャスと同じ1998年発売の製品。購入時には20年越しのレビューもさせてもらいました。 ▲スーパーゲームボーイ2 このスーパーゲームボーイ2、ゲームボーイソフトを遊ぶなら今でも持っておいて損はない逸品です。個人的には最近「ポケットモンスター 金」をプレイしたくなったんですが、これをテレビ画面で楽しみたいならスーパーゲームボーイ2がおそらく最適解。ゲーム画面もカラーで表示してくれるし、とても快適です。(携帯機で遊ぶならニンテンドー3DS用のバーチャルコンソール版がいいと思います) ▲スーパーゲームボーイ2を使った「ポケットモンスター 金」のプレイ画面 スーパーゲームボーイ(旧モデル)にあったゲームBGMなどの"音ずれ"もなく、通信プレイ用のコネクタがついたことでポケモンの通信交換・対戦も可能に。「ポケモン 金」、実は恥ずかしながら初めてプレイしてるんですが、やはりというか、発見が多くて楽しいです。何より前作の「ポケモン 赤・緑」との通信交換ができるので、当時から大事に保存しておいた「ポケモン 赤」のデータがまだ活用できます。「(ポケモンは)赤・緑の話ならわかるんだけど」と長い間言い訳し続けてきたおじさんとしては大事な一歩を踏み出した......気がしないでもない。 ちなみに「ポケモン 金・銀」はバックアップ用電池の消耗が激しく、セーブデータが消えてしまいやすいという問題があるため、今回の初プレイにあたっては「バッテリー交換済み」の中古ソフトを探して購入しています。 ドリームキャストやスーパーゲームボーイ2、また対応ソフトは中古ショップでいずれも数千円。しかし「ゲーム機とソフトをセットで買って帰ってくる」という行為には最新ハードでなくてもホクホクするものだな、と感じた2018年だったりしました。 関連記事: これでスーファミでもポケモンが交換できる...「スーパーゲームボーイ2」を手に入れた Engadgetの豪華ライター陣&編集者による 特別企画「ベストバイ2018」 年末の買い納め・年始の買い始めの参考にドウゾ!

from Engadget Japanese RSS Feed https://japanese.engadget.com/2018/12/29/20-2018/
via IFTTT

コメント

このブログの人気の投稿

【Amazonサイバーマンデー】iPad(第8世代)用のSmart Keyboardが10%OFFとか珍しくない?

ESTメールマガジン 第71号

Googleクラウドに小売業向けに特化した新サービス