Android標準のメッセージアプリにスパム対策機能搭載。一部ユーザーに展開中

Googleが、Android標準の「メッセージ」アプリにスパム対策機能を搭載し、一部ユーザーに公開しています。 メッセージは、日本ではテキストメッセージ(SMS)を送受信するのに使われるアプリです。これまでSMSのスパム対策といえば、送信者番号を指定しての受信拒否や、逆に指定した番号からした受信しないなど、通信キャリアにより電話番号でフィルタを行うものがほとんどでした。 これに対し、Googleはスパムの疑いがあるメッセージを自動検出しブロックします。この機能を利用するにはGoogleにSMSについての情報を提供する必要がありますが、メッセージ本文や受信者の電話番号は含まれないとのことです。 スパム判定の具体的な方法はわかりませんが、送信者の電話番号や送信時間、メッセージサイズなどから、統計的に判定を行うのでしょう。なお、手動でスパムレポートを送信することもでき、この場合にはメッセージの本文もGoogleに送信されます。 スパム対策機能が利用可能になると、アプリ上に通知が行われるとのことです。もちろん、Googleに情報を送信したくない場合には、機能自体を無効にできます。 SMSを使った架空請求や偽サイトへの誘導は、たびたび問題になっていますが、このスパム対策機能が有効に働けば、これらのスパムを目にする機会は少なくなるかもしれません。ただし、機能が使えるのはAndroid標準のメッセージアプリのみ。各メーカーの独自アプリでは使えないので注意が必要です。

from Engadget Japanese RSS Feed https://japanese.engadget.com/2018/12/31/android/
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