シェイクシャックと「レディーズ・マイル」の復活について

シェイクシャック(ティッカーシンボル:SHAK)の株が「高い、高い!」と批判されながら、どっこい堅調です。

shak

先週金曜日は+8.95%の82.81ドルで引けています。これは時価総額で29.9億ドルです。

シェイクシャックは2016年のコンセンサスEPSが15¢なので、株価収益率(PER)で552倍で取引されている計算になります。またPERを成長率で割算したPEGレシオでも19.5倍です。普通、PEGレシオは1前後が好ましいので、PEGレシオの19.5倍というのはベラボーなバリュエーションです。

ところでシェイクシャックのライバルで、カリフォルニアを中心としたハンバーガー・チェーン、ハビット・レストランツ(ティッカーシンボル:HABT)は時価総額4.6億ドル、2016年のコンセンサスEPS28¢で計算したPERは125倍、PEGレシオは6.45倍となっています。

同じハンバーガー・チェーンで、大体、似たり寄ったりの売上規模なのにシェイクシャックの方が3倍以上も高いバリュエーションで取引されているわけです。

因みに売上規模はハビットの方が大きいです。

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2016年にかけての売上成長率もハビットの方が高いです。

EPSで見てもハビットの方が大きいです。

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すると売上規模、EPS、成長率の面でハビットの方が勝っているのに、なぜウォール街からの評価はシェイクシャックの方が高いのだ? という素朴な疑問が湧くわけです。
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