限りなく透明に近いゲル:東北大発、固体と気体の間に生まれた「物理法則の奇術師」
この限りなく透明に近いゲルは、ぼくらの抱く固体のイメージを失わせる。空気のように透明で軽く、密度も極めて低いが、気体ではない。しかしその屈折率が「これまで知られている固体のなかでも最も低い」レヴェルにあるため、見た目には透明で、光はこの固体内を「ほぼ直進できる」。それゆえ、下にあるものが透けて見えるし、上に物をのせれば、浮いたように見える。固体と気体の間に生まれたこの奇妙な物質は「BNFエアロゲル」と呼ばれる。
from WIRED.jp 最新情報 http://wired.jp/2015/07/31/almost-transparent-gel/
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