運転年数に関係なく原発再稼働期待 経団連会長

 日本経済団体連合会の榊原定征会長は記者会見で、原発について「厳しい審査基準に適合した原発は運転年数に関係なく再稼働していくことを期待したい」と原発の運転期限撤廃を求めるような発言を行った。

 榊原会長は高浜原発1・2号機が老朽原発として初めて再起動することになったことに関連して語ったもので「世界一厳しいと言われる原子力規制委員会の基準に則り、客観的・科学的に審査した結果である」とし、その審査基準に適合すれば運転年数は除外してもよいのではないかとの思いを示したものと思われる。

 榊原会長は政府の経済財政諮問会議民間委員など安倍内閣への影響力が大きい人物だけに、原発について「運転年数に関係なく再稼働していくことを期待したい」との発言の波紋がでることがないのか、政府関係者の受け止めが注視される。原子力規制委員会は原発の運転は原則40年とし、条件付きで20年の延長を認めることにしている。いわば、この制度の見直しを期待する発言と受け取れる。(編集担当:森高龍二)



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