ZTEのアップデートサーバが停止中、端末のアップデートが不可に。米制裁が影響の可能性も

ZTE端末のアップデートを行うためのサーバーが、数日前からアクセス不可の状態が続いています。この件に関して、ZTEからは特に発表は行われていません。 米ZTEのコミュニティサイトやRedditで1週間ほど前から話題に上がっており、日本国内で発売されているZTE端末でも同様にアップデートが行えないとの報告がネット上に上がっています。 また、SoftBnakでは、同社で販売中のZTE端末キッズフォンのソフトウェアサポートページにて、サーバー停止中との注意書きを掲載しています。 このほか、ZTEの日本サイト自体は表示できるものの、SIMフリー端末のサイト(www.ztemobile.jp)はZTEのグローバルサイトにリダイレクトされるようになっており、閲覧できなくなっています。 ZTEは米商務省から7年間の禁輸措置を受けており、その影響が懸念されている最中でもあります。 米商務省、ZTEに7年間の部品輸出禁止を発表。対イラン・北朝鮮違法輸出につき、繰り返し虚偽の供述のため ZTE、Androidのライセンスを失う可能性も。Googleと協議中との報道 ZTE、米国の輸出規制に反発。「不当であり、容認できない」 今回の件、単純にメンテナンス中、もしくは何らかの障害が発生しているだけの可能性もありますが、米制裁が無関係とも思えません。 ZTEは、制裁は不当、ユーザーの利益を守るために最善を尽くすとの声明も出していますが、告知もなくアップデートサーバーを停止し、それについて何の発表も行わないのはユーザーの利益を守るために最善を尽くしているとは言い難いものがあります。 今後のアップデート提供については、ZTE自身でも先行きが不明だとは思います。しかし、現在の状態については、早々に正式な発表を期待したいところです。

from Engadget Japanese RSS Feed https://japanese.engadget.com/2018/04/30/zte/
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