映像のチカラで自殺を食い止める――LGBTQの人々をサポートするNPOがその活動意義を見事に映像化した秀逸作品

米国の非営利団体Mythic Bridgeは、不登校やドラッグの使用、自殺などの危険にさらされている若者たちを対象に、映像制作のワークショップを通して彼らに自分の存在価値を再認識させる活動をしています。

そんな同団体は9月の世界自殺予防デーを前に、LGBTQの若者を救うキャンペーン「Change the Script(直訳:シナリオを書き換えよう)」を展開。その一環として1本の動画を公開しました。

本作の主人公は、ビルの屋上で携帯電話を握りしめて歩くひとりの男性。「息子がゲイのはずがない」「お前は私の息子ではない」といった家族の言葉を思い出し、苦悩に満ちた表情を見せています。そして携帯電話の画面には、彼が家族に対して送った「こんな自分でごめんなさい」という旨の謝罪のメッセージが。やがて彼はビルの端に立ち……。

そのあとに待つ意外な展開に注目して動画をご覧ください。

 

動画の中でも示されるように、LGBTQの若者は、そうではない人に比べて4倍も自殺の傾向が高いそうです。そんな彼らに居場所を提供するMythic Bridgeの活動を、寄付などの形で支援することで、若者の自殺という最悪のシナリオを書き換えることができると訴えているのです。

映像制作という同団体の活動内容に掛け合わせ、映像の持つチカラや、活動の意義を象徴的かつインパクトを持って伝えている点はさすがです。

なお、この動画自体もワークショップの一環として制作され、プロの監督の指導の元で、LGBTQの若者がキャストやスタッフとして参加しているそうです。



from movieTIMES ムービータイムス http://www.movie-times.tv/video-selection/9059/
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