7月1日のメキシコ大統領選挙ではポピュリストのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールが圧勝か?
メキシコでは7月1日に大統領選挙ならびに連邦議会選挙があります。下馬評では元メキシコシティー市長のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール氏が有利だそうです。
ロペス・オブラドール氏はモレナ(国民再生)党の党首でアンチ・エスタブリッシュメントを強く打ち出しています。
メキシコは歴史的に制度的革命党(PRI)に代表される特権的エリートが政治を支配してきました。
しかし近年の経済成長はずっと低空飛行です。

また国有石油会社ペメックスは余り上手く経営されておらず、近年、生産高は下がっています。

いま経済が混乱しているベネズエラの石油生産と同じような軌跡を辿っており、海外の投資家はそれをハラハラしながら見ていますが、メキシコ国内の危機感は薄いようです。
メキシコの輸出は8割がたアメリカです。しかし現在はトランプ大統領が北米自由貿易協定(NAFTA)を再交渉しようとしており、輸出が脅かされています。

メキシコの経常収支は悪いです。

構造的財政収支も赤字です。

最近、消費者物価指数が高騰しています。

このためメキシコ中銀は金融引締めモードに入っています。

経済の問題に加えて、メキシコは腐敗の問題やドラッグにまつわる殺人など凶悪犯罪をどう抑える? というやっかいな問題に直面しています。
過去記事をチェックするには: MARKET HACK HISTORY VIEW
【お知らせ】
VALUで仮想通貨に関する記事を随時UPしています。

Market HackのFacebookページに「いいね」すれば最新記事をサブスクライブすることができます。
広瀬隆雄のTwitter、Instagram、noteもよろしく。
お問い合わせはhiroset@contextualinvest.comまでお願いします。
最後にMarket Hack読者の親睦コミュニティ、Market Hack Salonは、現在、新規メンバーを募集中です。

from Market Hack http://markethack.net/archives/52081181.html
via IFTTT
ロペス・オブラドール氏はモレナ(国民再生)党の党首でアンチ・エスタブリッシュメントを強く打ち出しています。
メキシコは歴史的に制度的革命党(PRI)に代表される特権的エリートが政治を支配してきました。
しかし近年の経済成長はずっと低空飛行です。

また国有石油会社ペメックスは余り上手く経営されておらず、近年、生産高は下がっています。

いま経済が混乱しているベネズエラの石油生産と同じような軌跡を辿っており、海外の投資家はそれをハラハラしながら見ていますが、メキシコ国内の危機感は薄いようです。
メキシコの輸出は8割がたアメリカです。しかし現在はトランプ大統領が北米自由貿易協定(NAFTA)を再交渉しようとしており、輸出が脅かされています。

メキシコの経常収支は悪いです。

構造的財政収支も赤字です。

最近、消費者物価指数が高騰しています。

このためメキシコ中銀は金融引締めモードに入っています。

経済の問題に加えて、メキシコは腐敗の問題やドラッグにまつわる殺人など凶悪犯罪をどう抑える? というやっかいな問題に直面しています。
過去記事をチェックするには: MARKET HACK HISTORY VIEW
【お知らせ】
VALUで仮想通貨に関する記事を随時UPしています。

Market HackのFacebookページに「いいね」すれば最新記事をサブスクライブすることができます。
広瀬隆雄のTwitter、Instagram、noteもよろしく。
お問い合わせはhiroset@contextualinvest.comまでお願いします。
最後にMarket Hack読者の親睦コミュニティ、Market Hack Salonは、現在、新規メンバーを募集中です。
from Market Hack http://markethack.net/archives/52081181.html
via IFTTT
コメント