シャオミのIPOはレンジの下限で値決め 需要は今ひとつ

中国のスマホ・メーカー、シャオミ(Xiaomi 小米)が香港市場での新規株式公開(IPO)の値決めをしました。17香港ドルでした。これは17~22香港ドルのレンジの下限です。

同社株のトレードは7月9日から開始されます。主幹事はゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、CLSAの各社でした。

ウォールストリート・ジャーナルによるとシャオミはインターネット企業が獲得するような株価バリュエーションを得るべくロードショウのマーケティングをしたけれど、投資家は同社をハードウェア企業だと認識しており、その認識を覆すことができなかったということです。その結果、会社側の期待する650億ドルの時価総額には届かない540億ドルの時価評価に落ち着いたというわけです。

このディールは当初、CDR(中国預託証券)により上海でも上場されることが検討されたそうですが、それはCDRの発行条件の詳細が監督当局の側で良く煮詰まってなかったため、早々に諦められたそうです。


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